オーガニック給食について
オーガニックとは?
化学農薬や化学的な物に頼らずに育てられた
自然のままに栽培された農産物です。
国際的な規模で有機農業推進活動を行っているIFOAM( 国際有機農業運動連盟) は、オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げています。
農林水産省はJAS法を改正し,ガイドラインのうち〈有機農産物〉表示に限定して,第三者の認定機関から認証された農産物だけに表示ができる制度を設けました。
お米、野菜、果物だけでなく・・・
有機飼料により生産された畜産物、有機農畜産物を用いて無添加で生産された加工食品。
有機栽培の木綿を用いて作られた衣類や寝具などもあります。
BIOとは、オーガニックと同じ意味で、
フランス語で「有機」を意味しております。
BIOの語源は『生命』です。
食べるということは、「命をいただく」
「いただきます!」
農水省の有機農業への予算
農水省は、有機農産物を学校給食に導入するための支援を始めました。有機農業を推進する国の予算は2020年度が1億5000万円で、前年度を5割上回る規模となりました。
なぜこれからの時代はオーガニック給食が必要?
「健康」
子どもたちが健康に育つ事が一番大切です。
体内に取り入れるのは・・・
空気、水、食べ物です。
食とは、人を良くすると書きます。
何を食べたかで心と身体が作られます。
栄養価の高いものを食べて、キレイな空気の環境で元気に育ってほしいですね。
農薬を使わないと、土の中にすんでいる微生物が元気に生きてくれる事によって、野菜の栄養分を作り出すことが出来ます。
オーガニックの普及には、就農者や耕作地の増加、有機農家の技術向上や、新規就農者の技術習得、経営改善などの支援という課題は山積です。
しかし、栽培した有機農産物が給食から家庭の食卓に上れば、有機農家にとって大きな販路になります。
楽しくおいしく食べましょう!
1月24~30日は全国学校給食週間。
現在の学校は
家庭科を学び始める5~6年生は、
英語が得意な若い先生。
家庭科の先生は、被服出身の先生が7割。
栄養士さんも献立作りで忙しい状況です。
家庭料理は、誰に教えられるものでなく、
親が作っているのをお手伝いの
経験から自然に学びます。
しかし・・・家庭教育が変化しています。
現代では核家族で、共働きのご家庭も多く、
食について学ぶ機会が減っています。